じんましんとアレルギー
じんましんの原因は食べ物や花粉症などの可能性もありますが、
それ以外のことも多く、
原因を特定するのが大変難しい場合も多いのです。
じんましんとアレルギーとの関係については、次のように考えられています。
●じんましんの型には、アレルギー性のもの、
特発性(=原因がわからないもの)、
物理性のもの、その他のものがある。
●急性じんましんはアレルギー性のもの
(例えば食物アレルギー)が多く、
慢性じんましんは原因がわからないものが多い。
慢性じんましんとは、じんましんの状態が4週間以上続くもののことです。
治療薬をのむと症状が治まり、じんましんが出なくなり、
治療薬を中止すると再発するというケースが多くみられます。
慢性じんましんの患者さんの中には
その原因がアレルギーではないか、と思っている人が
多く見受けられますが、
現代医学では慢性じんましんの原因をアレルギーとは考えていません。
実は多くの慢性じんましんの原因はわからないことが多いです。
じんましんについて、経験を積み勉強している皮膚科専門医であれば、
その成り立ちや原因について様々な複合的な側面を知っていますので、
やはりそのような専門医を受診することが安心と言えます。
例えば、じんましんと本人が思っていても、
実は別の病気であることもあります。(接触性皮膚炎など)
薬剤が原因でじんましんが起こる場合は急性ですが、
それが慢性に移行する場合もまれにあります。
経験豊富で多くの症例(データベース)を持つ専門医であれば、
慢性型に移行した薬剤性じんましんの、
元となった薬剤を特定することも可能ですが、
データベースがなければ難しい、ということになります。

