心と身体の繋がり
身体のストレスであっても心のストレスであっても、
自覚、無自覚どちらであっても、
心身のストレスがあると肌が敏感な状態になり、
じんましんを発症しやすい、またじんましんを悪化させやすいということがあります。
貝類を食べると発疹が出ることがあり、
思い返してみると体調のよいときには出ず、
体調が今一歩の時や過労の時に食べると発疹が出る、などの場合です。
また、何か特定のものを食べるとじんましんが出る人に、
別の物を「その食品」と偽って食べさせた場合にも、
じんましんが出るという実験結果が報告されています。
これはそのように思い込むことで「免疫機能」が作動する、
つまり「心」と「身体」に密接な繋がりがあることを示しています。
私達が身体を守るために持っている、体内のしくみが「免疫機能」ですが、
じんましんの発症は「免疫機能」と深く関わっており、
「免疫機能」が様々な刺激に対して
反応を起こした結果、じんましんが出てくるというわけです。
原因不明のじんましんの場合
(事実多くのじんましんは原因がわからないことが多いです)、
生活状況が一変していたり、適応しづらい環境にいたりする場合には、
心因性のじんましんも考えられます。ストレスを自覚せず、
それが身体に現れているかもしれないからです。
がんこで原因不明のじんましんがあるときには、
ストレスを溜め込まない工夫をしてみましょう。
しかし一方で、素人判断せず、皮膚科専門医を受診することも大切です。
専門医であれば経験も豊富で、様々な症例のデータベースを持っているためです。

