風邪との関係
じんましんの原因には様々な要因がありますが、
風邪を引いているときにじんましんが出ることが多いです。
風邪の時は免疫機能が活発になっているため、
健康なときには大丈夫なものや、
ちょっとした刺激に対してもじんましんを発症しやすいのです。
特に子供の場合は、大人より風邪もひきやすく、
また細胞の状態も大人よりも安定していないため、
風邪をひいたあとにじんましんが出やすいと言われています。
胃腸の調子が悪い時、
飲酒したあとやストレスで心身が疲弊しているとき、
また何かの感染症にかかっている時もじんましんが出やすいです。
1ヶ月以内に治まるものは急性じんましんですが、
原因は食物、薬剤、寒冷、太陽光、虫刺されなど以外に、
原因がよくわからないものの方が多い
(特発性じんましん)というのが臨床での現状です。
むしろ上記のように患者さんの体調が悪い場合が多くみられます。
これはじんましんの元である抗原(身体にとっての異物)を
身体が吸収しやすい状態となるためです。
じんましんは「ヒスタミン」という
化学伝達物質の働きが関係しておこります。
ヒスタミンは、体内の「肥満細胞」の中にあり、
何かの異物(抗原)が体内に取り込まれると、
肥満細胞の膜が破れて中からヒスタミンが飛び出します。
飛び出したヒスタミンは神経や血管にくっつき、
じんましんを引き起こします。
新しい(第2世代の)抗ヒスタミン剤は、
化学伝達物質遊離抑制薬と言われ、
肥満細胞の膜が破れるのを防ぎます。
ヒスタミン自体の働きを抑える第1世代の抗ヒスタミン剤と異なり、
眠気などの副作用が少ない薬です。

